特注の物干し台。
時々、そんな注文が入ります。
国内で特注ができるのは、たぶん当社だけ。
ほかの会社は、中国から製品を輸入しているので、
「特注」という余地がないのです。
強い思いのかたち
特注を頼む人は、やっぱり思いが強い。
「ここに置きたい」「こんなふうに干したい」
その気持ちがかたちになって、
背の高すぎるものや、横幅がやたら広いものが生まれたりもします。
ただ、それは固定しないと危ない。
たいていは工務店さんに穴を開けてもらって、
そこにしっかり据え付けます。
思いがけない再会
ある日のこと。
特注の依頼がメールで入って、やり取りをしていました。
すると、電話がかかってきました。
話をしてみると、実は昔、システムを構築してもらったときのウェブデザイナーさん。
結婚して、子どもが生まれて、
その暮らしの中で「物干し台」が必要になった。
そして、わたしのことを思い出して、特注を頼んでくれたのです。
うれしいこと
ただの道具を作っているようでいて、
人の暮らしに深くつながっている。
特注の注文は大変だけれど、
こんなふうに昔のご縁とつながることもある。
「うれしいなあ」と思える瞬間があるからこそ、
わたしたちは今日も物干し台を作り続けています。

