乾いた洗濯物の匂いを嗅ぐと、
「ああ、太陽のにおいだ」と思う。
科学的に言えば、
それは繊維に残った微粒子や水分の香りだそうだ。
でも、人にとっては“幸せの匂い”でしかない。
太陽の下で暮らすということ
太陽で乾かすということは、
自然に暮らすということ。
風や光の強さに合わせて、
人のリズムが変わる。
洗濯物は、
その日の天気といっしょに生きている。
日常の中の“手ざわり”
乾いたシャツを手に取る。
ほんのり温かくて、
その温度がうれしい。
電気ではなく、
太陽が作ったぬくもり。
それが“日常”というものの正体なのかもしれない。
最後に
太陽のにおいがする日常。
それは、何も特別な日ではない。
けれど、
そんな日常こそが、いちばん幸せなのだと思う。

