物干しって、なんでしょう。
ただ洗濯物を干すための棒。
そう言ってしまえば、それまでです。
でも、毎日の生活の中で、
いちばん“当たり前”のように見えて、
実はとても大事なもののひとつだと思います。
当たり前の中にある安心
朝、洗濯をして、
物干しに服をかける。
風にゆれるシャツを見て、
「ああ、今日もいい天気だな」と思う。
それだけで、少し安心する。
そんな“日常の目印”みたいな存在が、物干しです。
家族の時間を映す場所
物干し竿には、家族の時間がぶら下がっています。
子どもの小さな服。
仕事着。
お気に入りのシャツ。
家族みんなの生活が、そこに並ぶ。
見上げれば、そこには“暮らしの風景”がある。
それが、物干しのいちばんの役目です。
季節を感じる場所
春は花粉。
夏は太陽。
秋は風。
冬は乾きにくい空気。
物干しを通して、季節が変わるのを感じる。
外に干すか、部屋に干すか。
それだけでも、季節のページがめくれていく。
物干しは、暮らしのリズムをつくる
洗う、干す、たたむ。
その繰り返しの中で、
生活のリズムが生まれる。
忙しくても、疲れていても、
洗濯だけは欠かせない。
だから、物干しは「暮らしを整える装置」なんだと思う。
ただの棒じゃない
うちでは物干しを作っています。
でも、売っているのは“棒”ではなく、
その先にある“生活の形”なんだと思っています。
毎日の小さな当たり前が、
じつは大きな幸せにつながっている。
物干しは、それをそっと支えている道具です。
最後に
日々の生活の中で、
目立たないけれど、なくてはならないもの。
それが、物干しです。
洗濯物を干すたびに、
今日という日を整える。
明日を少し気持ちよく迎える。
そんな時間を、
この一本の竿が支えています。

