「絶滅危惧種のような商売」

物干しの歴史

竿竹屋さんは、ほぼ絶滅危惧種です。
いや、もう絶滅寸前といってもいい。
全くゼロではないけれど、ほとんどの方が廃業してしまいました。

卸業者も同じです。
次々と姿を消し、ついには今まで一番大きかった卸業者までもが廃業を決めました。
長いあいだ当たり前にあった風景が、
ひとつ、またひとつと消えていくのは、やっぱり寂しいことです。


時代の流れ

「寂しいけれど、仕方ない」
そう言うしかないのかもしれません。
時代は変わっていきます。

わたしたちが続けてこられたのは、ネット販売があったからです。
けれど、これも楽ではありません。
どんどん大変になるのは確かで、
続けられるかどうかは、わたしたちの努力だけでは決まらない。


生き残るかどうかは

結局のところ、「どう生き残るか」を決めるのは社会です。
社会が「必要ない」と思えば、その仕事は消えてしまう。
シンプルで、残酷なこと。

だからこそ、わたしたちにできるのは、
「必要だ」と思ってもらえるように頑張ること。
ただ、それだけです。


消えないために

物干し竿なんて、ただの棒。
でも、その棒をなくさないために、
毎日コツコツと作り続けています。

絶滅危惧種にならないように。
だれかの暮らしに、ちゃんと必要とされるように。
そして、できればちょっと誇らしく思ってもらえるように。

それが、わたしたちの「ガンバル」なのです。

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